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鉄拳白書

3D格闘ゲーム『鉄拳』に関して想うことをダラダラと書き綴るblog

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ローカルルール

最近ではほとんど語られなくなりましたが、一昔前(鉄拳で言うとTAG以前)のゲーセンでは対戦ゲームにおいて「待ち・ハメ禁止」みたいなことがある程度共通認識としてあって(ゲームにもよるでしょうが)、それを破る者は周りから嫌われたり、時にはプレイヤー同士でトラブルになってしまうこともあったりしました。
そのため、お店の方が店内に注意書きを掲示することもありましたね。

物凄い”ゆとり”臭のするゲーセンのローカルルール

まぁさすがにこの例は内容が抽象的過ぎて今の感覚からすると「こんなのありえねぇ!」と思う人も多いと思うけど、私が昔よく行ったゲーセンでも筐体に「○○禁止」といった張り紙がしてあることが(鉄拳に限らず)珍しくありませんでした。もちろん全てのゲーセンではないですが。

・ローカルルールの生まれた理由
こういったルールが出来た理由としてまず考えられるのは、格闘ゲーム自体が未成熟だったということが考えられます。回避が出来ない(もしくは非常に難しい)ハメ技や、著しく対戦バランスの悪い隠しキャラ、時には一度食らったら負け確定の即死コンボなんかもあったりもしました。
鉄拳でも2や3の頃は今の感覚からするとありえないような性能の技がたくさんありましたよね。

また格ゲー自体がそのお店のみで完結していたということも少なからずあると思います。つまり他のゲーセンにまで遠征するような人が(今に比べれば)少なかった。というか昔はゲーセンの数もプレイヤー数も多かったから、今みたいに「対戦したいならあそこに行くしかない」ということはなく、駅前の小さなゲーセンで十分満足できてた人も多かったろうし、そこが馴染めなければ近くにある別のゲーセンに行くことが出来た。
昔のゲーセンというのはそういった棲み分けが上手く出来てたようにも思います。

・強くならない?
こういったローカルルールに対して最近の人なら、「イヤらしい攻めや回避の難しい技を出すのも戦術のひとつだ。そんなルールに守られていたら強くなれない」と思う人も多いと思います。
ここで問題になるのはやはり対戦ゲームの永遠の命題でもある「”勝利”と”楽しさ”のどちらを優先させるか」ということに尽きるんじゃないかと。

ローカルルールってのは大抵、「こればっかだとつまんないから禁止しようぜ」って発想が根底にあって、どちらかと言えば勝利よりもゲームとしての楽しさを優先させたものだと思うんですよ。
よく言われるように、「対処できないから(勝てないから)禁止した」というのとはちょっと違ってて(そういう面もなくはないけど)、突出したものを押さえることによってよりバリエーションに富んだ対戦を楽しもうという趣旨なのではないかと。

ルール無用のアリアリ対戦の方が強くなるというのは確かにもっともなことだとは思うんだけど、そもそも小さなコミュニティなんだからそこまでして強くなる必要がなかったわけですよ。
昔は闘劇のような全国規模の大会もほとんどなかったし、大会なんてのとは無縁のプレイヤーも多かったから、例えルールに守られていた環境だったとしてもそのお店で1番になれれば満足だった人も多かったんじゃないですかね。

・強制されたくない
ローカルルールの意義はわかるけど強制はされたくないって人も多いんじゃないかでしょうか。

少なくともゲームでは場の空気よりもルールを守りたい(遥か彼方の彼方から)

正直、こういう感覚もわからなくはない。本音を言えば誰だって自分の好きなようにプレイしたいですよ。

でも複数の人間が集まる場においてマナーやモラルが求められるのはある意味当然のことだとも思うんですよ。むしろ「ルールさえ守ってれば何をしてもいい」なんて世界の方が少ないんじゃないかと。
あの2chでさえ板ごと・スレごとのローカルルールがあるのに(自治厨ウゼェってのもままあるけど)、「ゲームだから自分の好きなことだけやりたい」ってのはちょっと道理が通らないんじゃないかとも思いますね。
相手がCPUなら何をしても誰も文句は言わないだろうけど、人間を相手にしている時に「何をしようが自由だ文句は言わせねぇ」って態度は余計なトラブルを招くだけ。

もちろんなんでもかんでも相手の言いなりになれとは言わないけど、やりもしないで一方的にローカルルールを否定するのはちょっと狭量のような気もします。
やってみたら意外と面白かった、と思えるかもしれないしね。

・実効性
ただ明確に「○○禁止」のローカルルールを設けたとしても、ちゃんと機能するかというとちょっと微妙なところ。
例え張り紙があったとしても禁止行為をする人は少なからずいたし、かえってトラブルになってしまったということもちょくちょく耳にしました。

また初心者さんにとってはそういったローカルルールがあると敷居が高く感じられてしまうことも多いでしょうね。
本来こういったルールは初心者を守るという意義もあるんですが、それによって初心者が離れてしまうというのは悩ましいところ。

・棲み分け
当たり前ですが全ての人が納得するようなローカルルールなんてのはありえない。こういうのはどうしても一部の人間の最大公約数的なものになってしまいます。場合によっては納得しかねるルールが出来てしまうかもしれない。

ネットの世界だとたまに、”無断リンク禁止”だとか”読み逃げ禁止”というような、個人的には首を傾げざるを得ないローカルルールを目にすることもありますが、だからといってルールを無視しまくるというのも考えもの。
正しい正しくないは別にして、ローカルなルールなんだから別に目くじら立てずにそっとしておいてあげればいいじゃない。
「コレが常識だろ」てな感じでグローバルスタンダードを強引に押し付けるのはどっかの国と変わらないよ(笑

ローカルルールの元で対戦したいならこのゲーセン、アリアリの対戦がしたいならこのゲーセン、初心者初級者はこのゲーセンというように上手く棲み分けが出来たら理想なのですが、ゲーセンの数が減っている今となってはそれも難しい。
「ルールが気に入らないなら他の店へ行け」なんて言うのもちょっと冷たいような気もするしね。お店側からしたらある意味営業妨害だし。
お店からローカルルールの張り紙がほとんど無くなってしまったのもある意味当然の帰結かもしれません。


今後もこういったローカルルールが生まれることはまずないだろうとは思うけど、昔ちょっと遠出した時に色んな土地で色んな人と色んなローカルルールの下で対戦した経験は、あれはあれで楽しいもんでした。
今じゃどこ行ってもほとんど同じ対戦スタイルなので、そういう意味ではちょっと寂しく思うこともありますね。

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