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鉄拳白書

3D格闘ゲーム『鉄拳』に関して想うことをダラダラと書き綴るblog

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攻略本レビュー:鉄拳6攻略本 下巻 鉄頭鉄尾

うわぁ~~~


薄!


というのが手に取った者の共通した印象であろう鉄拳6攻略本下巻「鉄頭鉄尾」を遅ればせながら。

tettou
鉄拳6 攻略本 下巻 鉄頭鉄尾 (エンターブレインムック ARCADIA EXTRA VOL. 58)


先月の上巻「初志貫鉄」からわずか1ヵ月足らず、期待と不安と不安と不安のなか下巻の発売となりました。
タイトルは恒例の四字熟語(正しくは「徹頭徹尾」)ですがそれはまぁ置いといて、ボリュームが驚愕のわずか80ページ! 過去、格ゲーの攻略本で100ページ未満のものってありましたっけ?
もちろん今回はどちらかというと付録のDVD(2枚組)がメインなんだろうけど、それって「攻略本」と言えるんだろうか…。

極薄本誌の内容はコンボの紹介と付録DVD解説がちょこっと(6P)だけ。いやもうマジでこれだけ。コンボ以外のいわゆる攻略記事の類はありません。(ちなみにライター陣は「初志貫鉄」の時と同じ)
要するに、コンボ載っけて対戦動画つけてあとは自分で考えてねっていうスタンスなんですかね? いや別に悪いとは言いませんが。

・コンボパート
各キャラ見開き2ページでコンボを紹介。真ん中にどどんとコンボを載せて(一部写真付き)右ページの端に補足説明をつけるという形になっています。一応番号は振ってありますがちょっと見にくいかも。

コンボの種類は1キャラ当たり大体25個前後。もちろん純粋な空中コンボだけでなく、壁コンボやデカキャラ限定コンボもあり、中にはコンボというより確定追い打ちの範疇に入るであろうものもありますが、それを差し引いても数だけは結構ありますね。難易度によってランク分け(4段階)してあるのもわかりやすい。
コンボの内容にしてもなるべく技がかぶらないようにしてる節がうかがえます。バウンド後の技が典型的ですが、最大ダメージにこだわらず各キャラ最低でも2~3種類のバリエーションがあります。

ただ目新しいコンボというのは少ないかもしれません。全キャラはわかりませんが、少なくとも私の持ちキャラではネット等で既知のものがほとんどでした。まぁ今更斬新なコンボは発見しにくいし、これは仕方ないことかもしれないけど。
あと個人的には実用性優先のものばかりなのがちょっと寂しいところ。難易度にかかわらずある程度のダメージを見込めることが前提になっているようで、ダメージは少ないけど超簡単なコンボや難しい割に減らないといったコンボはほとんどないようです。
また、肝心のダメージ量も一部のキャラしか表記していないのは残念。技表があればある程度は推測できるとはいえ、出来ればすべてのコンボに表記してほしかったですね。

・付録DVD
付録というかどっちかというとこっちがメインかもしれない対戦動画を収めたDVD。2枚組で収録時間は275分。コンテンツは主にアルカディア杯と銘打たれた全キャラ参加トーナメントとトッププレイヤーによる東西対抗7on7の2つ。試合の半分くらいは副音声で実況(というか会場音声)付き。

アルカディア杯の方は1キャラ1名、総勢36名によるトーナメント戦。敗者復活戦もあるので各キャラ最低でも2試合収録されています。参加プレイヤーは編集部が選抜した面子になっているようです。
東西対抗戦は主に関東・関西のトッププレイヤー7人ずつによる勝ち抜き戦。平八が2人いる以外は使用キャラはバラけていますね。

どの試合もレベルが高くそれなりに見ごたえがあるかと思います。
ただオビや本誌中にも注意書きがありますが、システムのバージョンが古い(A69)のが残念。


・総評
初めは対戦動画付きの攻略本ということで鉄拳5DRのときの拳魂一擲のようなものを期待していたんですが、正直ちょっと期待外れです。
例によって誤植が多いのはまぁ諦めるとして(■鉄頭鉄尾 正誤表1 2 (ina tekken))、コンボはネット等で既出のものが多いうえにダメージ表記がないキャラも多く、対戦動画は前バージョン。わざわざ上巻と分冊化して発行する意味もわからないし、はっきり言ってこの本だけでは”攻略本”の体をなしていません。
だいたいコンボ”しか”載ってない格ゲーの攻略本なんて前代未聞です。しかも1キャラあたり2ページだけ。基本的なコンボなら上巻の初志貫鉄だけで十分に事足ります。

メインは対戦動画だとしても、今日び対戦動画なんてネット上で山のように配信されているのでわざわざ動画のために買うような人はそう多いとは思えない。「トッププレイヤーの大会動画」という点を加味するにしても闘劇や軍総杯のようなオープンな大会ではなく、あくまで編集部が選抜したプレイヤーによる言ってみれば内輪の大会。しかもシステムのバージョンが古く、「後はバージョンに合わせて自分なりにアレンジしてあげよう」ってのは攻略本としてどうなんだ?
読者に戦い方を自分で考えさせるってのは悪くはないとは思うけど、それならばせめて新旧のバージョンの違いを各キャラ明記すべきだったのではないでしょうか。

どうせDVDをつけるならアルカディア本誌や闘劇魂にあったように、コンボや基本的な動きを収録した動画を期待したのは私だけではないはず。
もし各キャラごとにコンボと対戦攻略を動画で解説してくれたらこれほどわかりやすいものはないと思うのですよ。キャラが多いから大変だろうとは思うけど、わざわざ遠くからプレイヤーを呼び集めてゲーセン借り切って対戦動画を収録するのと比べても、そうムチャクチャ手間がかかるとは思えない。
あと動画なら誤植の心配も少ないしね(笑

百歩譲って対戦動画をつけるにしても、ちゃんとした攻略記事を書いた攻略本につけるべきでしょう。それこそ拳魂一擲のような。
闘劇魂Maxのときは初めから大会動画目当てだから文句は出ないでしょうが、攻略本のメインコンテンツとして売るのはちょっとどうかと思います。こういう構成でよく編集部がGOサインだしましたね。
というかむしろ「最初は分冊する予定はなかったけど、製作費が回収できないから上下巻構成にしたんじゃないか?」なんて邪推をしてみたり。


いやなんというか、お世辞にもお勧めできるとは言い難いものとなってしまいました。正直、攻略本買ってがっかりしたのってこれが初めてです。新しくキャラを始める時にコンボや動画を探すのがめんどくさいって人には使えるかもしれませんが。
延びに延びたバージョンアップとか上巻から1ヵ月足らずの発売スケジュールとか、いろいろと事情を察することはできますが、もう少し何とかならなかったもんですかねぇ…。

この記事に対するコメント


 きっとその本は、攻略DVD コンボ超絶解説本付録!なんですヨ。
ただ上巻は本ばっかり、下巻はDVDばっかりという仕様なら、それはそれでありだと思ったりも。
【2008/06/10 15:53】 URL | 刹那 #- [ 編集]


そういえば攻略DVDを単品で出すことってあんまりないですね。
【2008/06/12 23:32】 URL | ズイカク #WzzJX4NY [ 編集]


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