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鉄拳白書

3D格闘ゲーム『鉄拳』に関して想うことをダラダラと書き綴るblog

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対戦マナーがあってはいけないのか

家庭用で最新作がほぼラグのないネット対戦可能という羨ましすぎる環境のストIVですが、対戦マナー・エチケットの議論がなされていることもあるようで。

「当て投げするな」「ケンばっか使うな」 ストリートファイター4のエチケットを紹介(痛いニュース)

書き込みを見る限り対戦マナーの存在に関しては反発、ないし否定的な人が多そうですね。
やはりこういったマナーにこだわる人は若い頃ストIIやってた世代(30歳前後?)が多いのでしょうか。
そういえばこないだのスマステでも草なぎ剛が「ハメ技は云々」みたいな事言ってましたね。
草なぎ剛がハマッた「レトロゲーム」激アツ発言集(はてなでテレビの土踏まず)


鉄拳界隈でも昔(鉄拳2~3)はこの手の議論がよくなされていたのですが(バックダッシュNGとか)、最近はめっきりなくなりました。今でも話題になるのはせいぜい死体蹴りに関してくらいでしょうか。
5DRのネット対戦ではラグの関係で投げを連発するのはNGみたいな話をちらっと目にすることもありますが、基本的にはみんななんでもアリでやっているようですね。私はやったことないので詳しいことはわかりませんが

・対戦マナーの存在理由
私はストII世代ど真ん中の人間なので、この手の「対戦マナー」に関してはあっても構わないというか、むしろあって然るべきとも思うんですが、それに対して「勝手にルール作るな」みたいな感じで反発したくなる気持ちもわからんでもない。

ただこの手の”○○禁止”のルールやマナーってのは、よく言われるような「勝てないやつの言い訳」ではなくて(そういう面も全くないとは言えないけど)、本来は偏ったバランスのゲームに対して、「こうしたほうが楽しいんじゃね?」というポジティブな発想から生まれたものが多いはずです。少なくとも鉄拳の場合はそうでした。

それが格ゲーシリーズの進化に伴ってゲームバランスも改善されてきたため、ユーザーがわざわざルールを後付けする必要が少なくなってきたので、今ではほとんどこのの手の話は無くなってきたように思います。

でも不特定多数の人間が集まるわけだから、そこにある程度のマナーや暗黙のルールができるのは当然だと私は思うのですよ。ゲームにしろスポーツにしろ「ルールさえ守っていれば何をしても良い」世界のほうがむしろ珍しいわけで。ネットの掲示板やブログにしたって「なんでも書くことができる」けど、それは決して「何を書いても良い」ことではないしね。

どんな行為がマナー違反になるかという各論については人によって、または時と場合によっても違うでしょうが、「メーカーの用意したルールが絶対でその他はすべてナンセンス」なんてスタンスは思考停止に他ならないんじゃないですかね? 格ゲーのシステムってまだそこまで完成度高くないと思いますよ。

・マナーの存在はプレイヤーを排斥するのか
よく「マナーを強要するとプレイヤー(特に初心者)が減って衰退する」なんてことが言われますが、はたして本当にそうでしょうか。

たとえば鉄拳4なんかは瓦割り(平八)や真羅刹(仁)、リアクロスパンチ(リー)のような今からみれば明らかに強すぎる壊れ技が多くありました。でもプレイヤーのスタイルはいわゆる”なんでもアリ”が主流で、事実上の即死コンボである周回コンボまで「できることをやって何が悪い」なんてことを平気で言いだす人も多かったんですが、それによって自由に初心者が参入出来たかといえば当然そうはならなかったわけで。それどころか一部の壊れ技を振り回して安易に勝ちに行く人が続出し、結果として著しく衰退してしまった鉄拳シリーズの黒歴史。
あの頃の超氷河期を耐え忍んだ古参プレイヤーも少なくないはず。

鉄拳4は確かにバランスがおかしかったゲームではあるけど、あのときもう少しプレイヤー(私を含め)の間に「もっと面白くするためにルールを整備しよう」なんて動きがあれば、対戦環境が多少なりとも改善したんじゃないかなと今でも思います。
少なくとも盛り上がらないのをメーカーのせいだけにするよりは建設的ではないかと。

もちろん「あれもダメこれもダメ、気に入らないならやるな」てな感じで過剰に制限したり排他的になったりするのも問題で、実際それが元でトラブルになってしまったとか、そこまでいかなくとも人間関係がギスギスして変な派閥ができてしまったりする例もなくはない。
でもこの手のトラブルはマナーの有無にかかわらずどうしても起こってしまうものだし、予防線を張る意味でも「こういうマナーもある」というのを周知させるのは別に悪いことではないと思うのですよ。

例えば私の場合は以前書いたとおり”死体蹴り”行為に関して否定的なスタンスで、露骨に死体蹴りしてくるような相手とはわざわざ自分から対戦しようとは思わないんですが、もし相手が特にこだわりがあるわけでなく何も知らないまま死体蹴りしてるのであったらと考えると、ある意味ちょっともったいないことでもあるわけです。

・マナーの存在くらい認めては?
”当て投げ”にしろ”死体蹴り”にしろ、気にする人もいれば当然気にしない人もいるわけですから、全国一律にルールを策定する必要はないというかそんなことは不可能なんですが、せめてそういった行為を嫌う人がいることくらい認めてもいいのではないでしょうか。

この手の話っていつも「○○は不快になるからやめろ」vs「勝手に決めるな。自由にやらせろ」みたいな構図になるんですが、こんなことを繰り返していても話がまとまるわけがない。
そもそも気に入らない行為に対して他人から「そんなの気にするな」と言われたところで収まるようなものじゃないですよ。

私の目からすると「いつでもどこでも誰とでも自由にやらせろ」ってのは、悪い意味でちょっと原理主義的に見えてしまいますね。(もちろんこれは過剰にマナーを強要する人にも言えることですが)
プレイヤーにはいろんな考え・いろんな楽しみ方・いろんな対戦スタイルの人がいるわけだから、頭ごなしに相手を否定したところで何も始まらない。

メーカーから与えら得られたルールのみを後生大事にするのも結構ですが、それで全国どこでも画一的な対戦になってしまうよりは、ユーザー側でルールやマナーを継ぎ足していくことにより個性や特色が出るほうが私は面白いと思うんですけどね。


ある程度マナーやローカルルールの存在を認めてもらった上で、「これは不快になるからダメだ」「いやこれは譲れない」「これはこうしたほうが面白い」てな感じで建設的な議論をして、「気にする人はこちらで気にしない人はあちら」みたいに共存できれば理想なんだけど、なかなか難しいよなぁ。

でもまぁ正直な話、相手のことなどお構いなしでなんでもアリでやったほうが、楽っちゃあ楽なんですよね・・・。

この記事に対するコメント


人間みんな価値観とか違うからね。難しいです。
【2009/04/05 07:06】 URL | Bussan #- [ 編集]


お互いに趣向の違いを認めて、上手いこと棲み分けできればいいんですけどね。
【2009/04/06 22:26】 URL | ズイカク #WzzJX4NY [ 編集]


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