1. 無料アクセス解析

鉄拳白書

3D格闘ゲーム『鉄拳』に関して想うことをダラダラと書き綴るblog

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スタイル論 ~概論その2

前回の続きだったりします。


・スタイル論が生まれた理由
一言で言えば昔の鉄拳はゲームバランスが悪かったというのが理由の一つになっていたと思います。鉄拳2ではバックダッシュはかなり避ける上に硬直も少なく、しゃがみパンチに至っては8F&完全下段に加え今のような下段捌きやジャンプステータス技もなかったわけですから、その気になればしゃがパン(とその後の2択)だけで勝つことも難しくありませんでした。それらの行動がユーザー側から禁止事項となるのもある意味自然な流れだったのかもしれません。
鉄拳3以降ではそういったシステム上の粗はある程度改善されましたがスタイル論はそのまま続き、場合によっては締め付けがさらにきつくなるということもありました。

また(これは私の推測も入るのですが)特定の技を禁止した人間同士による連帯感や優越感も多分にあったのだろうと思います。ヤな話ですが特定の技や行動を封印した人=上級者≒偉い、そうでない人=チキン≒悪みたいな認識もなくはなかったと思います。(恥ずかしながら私も)
例えが適当かはわかりませんが、私が昔(鉄拳3時代)地元のとあるゲーセンの大会に参加したときのこと。参加者の中に下がりまくりスカしまくりなプレイヤーがいまして他の参加者も(私を含め)露骨に嫌な顔をしていたんですよ。で、私と対戦する番になりまして(ちなみに同キャラ)、それまでの戦い方をじっくり見れたこともあって何とか私が勝利。そしたらもうあれですよ、観戦者(ほとんど知らない人)みんなスタンディングオベーション!・・・は言い過ぎにしても大拍手をもって迎えてくれました。あんときは我ながらちょっと爽快でしたね。

昔は良かった、なんて年寄り臭いことを言うつもりはありませんが、鉄拳2~3の頃は強い技や安全な行動を封印することがある種の美学のように捉えられていて、安易な選択肢が制限された中でいかに工夫して勝っていくかということに重きをおいていたような気がします。
私の今の対戦スタイルは多分あの頃の鉄拳感が原点になってるんじゃないかと。

・スタイル論が廃れた理由
これは・・・何でなんでしょうね? 私にもよくわかりません。
単純に時代の流れ、と片付けてしまうのが一番手っ取り早いんですがいくつか強引に理由を考えてみようと思います。

まず考えられるのはシステムの熟成。鉄拳TAG以降は「コレさえやってれば勝てる」的な技が少なくなってきてほとんどの技に何がしかの対応策があるためわざわざ封印しなくても楽しめるというのがあるかもしれません。よく槍玉に挙げられたバックダッシュも硬直が増加し(5ではやや少なくなりましたが)、しゃがパンに至っては回を重ねるごとにリスキーに技になっていきました。
ただ対戦バランスが実にアレだった鉄拳4時代もいわゆる"なんでもアリ"が主流だったので単純にシステムのおかげとも言い切れないかもしれません。(鉄拳5DRは個人的に最高の対戦バランスだと思ってますが)

次に考えられるのが攻略本の論調が変わってきたということ。以前は攻略本を執筆していた「卍党」が割とおおっぴらにいわゆるチキンスタイルを否定していてスタイル論者もそれを錦の御旗にしていた節もありましたが、最近の攻略本ではそういうことは一切書かれなくなりました。
最近の攻略本に「○○はスカし待ちが基本」なんてことが書かれているのを見ると隔世の感がありますね。

そして一番大きいのはプレイヤーの意識の変化でしょうか。
大げさに言えば成果主義・結果重視な風潮が広まってきて(鉄拳以外もそうなんですかね?)中身がさほど重視されなくなったのではないでしょうか。鉄拳5で段位や戦績が記録されるようになってから特に顕著になってきた感じです。
よく鉄拳TAGの時代に東京に韓国プレイヤーがやってきてからなんでもアリになった、と言われてますがひょっとしたらそれ以前から潜在的にスタイル論に対する反発も大きかったのかもしれません。
スタイル論が全盛だった頃もそういった意見に同調せずなんでもアリを貫いていた人もいなくはなかったですし。
逆にスタイル論が語られなくなった今でも昔のスタイルを守ってくれている人が少なからずいると・・・いいなぁ・・・。


プレイスタイル論というのはともすれば初心者や部外者を締め出してしまう排他的かつ独善的な倫理観になりがちですが、考えそのものは”いかにより楽しく対戦するか”を念頭に置いているもので、よく言われるように単に「対処できないから」という理由で禁止したりしていたのではないということをご理解ください。

テーマ:鉄拳5DR - ジャンル:ゲーム

この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿

















この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
→http://tekkenwp.blog14.fc2.com/tb.php/78-e64ec2dd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
近況

ズイカク

最近の記事
カテゴリー
月別アーカイブ
pick up
RSSフィード
ブログ内検索

リンク
Thanks

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。