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鉄拳白書

3D格闘ゲーム『鉄拳』に関して想うことをダラダラと書き綴るblog

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スタイル論 ~下段

下段は卑怯?
スタイル論の中でもどちらかと言えばマイナーな議論だったのが「下段」。
今日び「下段を連発するのは汚い」なんて言おうものなら間違いなく10人中9人以上から「しゃがめ!」と突っ込まれるでしょうね。

スタイル論全盛の頃でも自発的に下段を制限している人はいましたが、さすがに「下段は卑怯」などと公言する人は(ネット・リアル問わず)あんまりいなかったように思います。
立ちガード主体の鉄拳において下段は上中段に比べて確かに効果的なダメージ源で考えようによっては安易な選択肢とも取れるかもしれませんが、システムの根源として組み込まれてますし、下段を打つ側にしても相応のリスクがありますから一元的に「下段は卑怯」とするのは私としても少々乱暴過ぎる気がします。

とは言え一口に下段と言っても様々な種類があり、「これはいいけどこれはダメ」みたいな意見はひょっとしたらあるんじゃないかということで、以下各論。

ダメージの大きい下段
落葉/霹靂(ポール)や奈落払い(三島家)のような大振りでダメージの大きい下段はNGという人は昔ちょくちょく見かけました。
鉄拳3時代、崩拳ステップからの落葉が猛威を振るい、「さすがにこれはまずいんじゃないか」という声も少なくなく、鉄拳TAGからはステップから直接は出せなくなったのですが鉄拳5で復活。今では誰も文句を言わないのは時代の流れを感じます。

私の周りで昔「落葉ごときでしゃがみたくない」って言ってた友人が居るんですが、そういう感覚は正直わからなくはないかも。ダメージの大きい大振りな下段はどうしても「これでダメージを稼いでやろう」という”お買い得感”が否めないんですよね。言ってみればバーゲンセールへ行く嫁に付き合わされる旦那の心境でしょうか(笑

また、この辺りの技はある意味初心者殺しの技でもあるので初心者保護の意味でも検討の余地はあるかも。
それに上級者との対戦ともなればドラゴンテイル(ロウ)やランドスリップ(アンナ)くらいまでの下段は見てからガードされることが多いので事実上封印状態となりまあすが、上級者には出さないけど格下なら対処できないから使うってのもちょっと大人気無いように思えます。逆(つまり上級者に対してのみ使う)ならまだわかるんですが。

ダメージの小さい下段
上記とは逆で、いわゆるローキック系の小ぶりな下段がNGというもの。
基本技の2RK系統や腿砕き(カズヤ)、不知火(ポール)みたいな技でちくちく削られると確かに鬱陶しくなることもしばしば。
ガードすればトゥースマ程度は入れられるのも多いし、さばけばほとんどのキャラで浮かせられるんだけど、あまり連発してるとイライラする人も少なくないように思います。
ローキックをしゃがもうとして中段浮かし技を食らってしまうと異常に悔しいんですよね。下段を3回くらい連続で食らってしまうと「意地でもしゃがんでやるもんか」と思ってしまうのは私だけでしょうか。

でも跌釵(フェン)やシットスマッシュ(キング)のような技は削り目的というよりもその後のしゃがみ状態からの攻めが面白い技でもあるし、中段で有利フレームが取り難いキャラはローキックに頼らなければやってけないということもあるだろうからその辺は仕方ないかなと思う場合もありますが、まぁほどほどに。

下段スタート連携
連携の初段がローキック(orしゃがみパンチ)系の技。カットロー~(ファラン)とかペクラッシュ(ペク)とか跌釵井鴦脚(ワン)とか。
まぁこの辺の技はウザイと思われることも少ないんじゃないんですかね。少なくとも私は少々連発されたところで別になんとも。こういう技は起き攻めで使われることも多いのですがそれはまた別の機会に。

ちなみに私、大昔(鉄拳2~3)にニーナを使ってた時期がありまして、その頃「ディバインキャノンコンボを使わないのが通」みたいな認識(ウチの地域だけ?)があったんですよ。で私もそれに倣ってディバコン使わない対戦をしてまして、普通に使ってるニーナ使いを「ふん、素人め」みたいな感じで見下してた淡い思い出を今思い出しました。
いやー青い青い。今でもあんまり変わってないかもしれないけど(笑

2択連携
連携の初段を立ちガードするとほぼ強制的に2択に付き合わされるのはNGというもの。
瓦割り崩拳/落葉(ポール)やシザースメガトン/メルトダウン(ジャック)位なら見てからガードすることも出来ますが、白鷺遊舞/下段脚(アスカ)や龍声中段/下段脚(レイ)辺りは慣れていても確実にガードするのはちと難しい。
1発目が下段である奈落払い踵切り(平八)やスネイクブレード(ペク)なんかを連発されるとかなり厄介ですね。

この辺の技は大振りな下段と同じで初心者殺しの技ですが、逆に簡単に2択に持ち込める初心者御用達の技でもあるので一概に否定するのも酷かもしれません。
純粋な2択はホントにただのジャンケンになってしまうのでそればかりというのは確かに味気無いですが、まぁ対戦のスパイス程度なら問題無いんじゃないですかね?

My Style
ちなみに私個人のスタイルはというと、メインキャラでは基本的に下段は使っておりません。構えに移行する下段とか構え中のちょっとした下段は攻めのバリエーションのひとつとしてたまに使いますが、ダメージ目的とかこれでしゃがませて中段みたいな使い方はしないですね。ほとんどないですが相手も下段を使わないとわかった時にはそういう下段すらも使わなくなると思います。

サブキャラの場合はいわゆる大振りな下段のみ使わせてもらってます。サブキャラで下段無しだとさすがに勝負にならんので。
でもやりこみ具合によって下段を使う頻度も変わっていく感じですかね。あんまり意識してないですが、触り始めのキャラの場合は下段の割合も多いかもしれません。

「下段が無かったら立ちガード安定じゃん。ありえねー」と思われる方もいるかもしれませんが、そこが格闘ゲームの面白いところで上中段だけでも結構なんとかなるもんなんですよ。開幕からずっと立ちガードしっぱなしなんて人はそうはいないしね。
まぁ確かに体力リードされた段階で立ちガード待ちに入られるとちょっと厄介ですが、むしろそこからがウデの見せ所。相手のガードの上からゴリゴリ攻めつつ、相手の想像を上回る動きでいかに相手に手を出させるかってのをアドリブで考えるだけでもうアドレナリン出まくりですよ。度胸と創造力が試される極限の空間を誰でも思いつくような下段でぶち壊してしまうのはなんとももったいない。

別に「下段を全面禁止せよ」とか「下段を使わない人は偉い」なんて酔狂なことを言うつもりはありません。あくまでスタイルの1つとして(下段に限らず)何かしらの技を制限することでこれまでと違った鉄拳の楽しみ方も見えてくるんじゃないかと。
それによって対戦環境に独自性・多様性が生まれれば今以上に対戦が面白くなるのではないかと思うのでありますよ。

テーマ:鉄拳5DR - ジャンル:ゲーム

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